子育て世代アンケート「今泉台の良いところ、今泉台の不便なところ、いま困っていること、心配なこと」
令和3年11月、今泉台でデイサービス事業を運営する株式会社さくらコミュニティーケアサービスとして、子育て中の住民にアンケートを実施しました。アンケートは「みんなの町づくり懇談会」で役立てる趣旨で、吉ガ沢公園で交流のある親子、子ども会の保護者、公園で過ごしていた乳幼児の保護者、ケアサロンさくらのスタッフがつながりのある子どもの保護者に用紙を配布またはSNSで発信して実施し、約20人ほどから回答がありました。
①今泉台の良いと思うところ…「自然が多い、道にゴミがない、静かで、車通りも多くなく安心して生活ができる、公園が多くて、森もあって子どもがのびのび遊ぶことができ、大人もリフレッシュできる、自然が身近にある、など・・・」詳細はアンケート結果をご覧ください。
アンケートは記述式、自由回答方式で行いまいした。全体に、「今泉台の良いところ」の記述が大変多くありました。このことは、昭和40年代に宅地開発された緑豊かなこの町が、子育て世代にとっては暮らしやすい「町」と感じていることを確認する結果となりました。
②今泉台の不便なところ…「横浜へ抜ける道がもう1本欲しい、車がないと行けない所が多い、歩いて行けるお店が少なくて買い物が不便、主要駅まで遠い、雪がたくさん降ったら孤立する。(車危険)など」詳細はアンケート結果をご覧ください。
アンケートは、令和3年11月21日(日)に、町内会館で行われ、住民15名ほどが参加した「みんなのまちづくり懇談会」の場で報告されました。ちょうどその日、以前横浜国大が主に高齢世代を対象に行ったと思われ得る住民アンケートの結果も提示されたこともあり、高齢世代と子育て世代のニーズの違いや、共通した課題に焦点を当てて話し合いが進められました。
アンケートの2つ目の設問「今泉台の不便なところ」として、上がっていた「買い物をするところがない」という課題は、高齢世代も同様に感じているようでした。商店街の衰退がこの町の不便さに直結している課題であると認識できる内容でした。また、商店街について、単に買い物をする場ではなく、かつては住民の出会いや交流の場でもあったこと、今はそうした出会いの場としての機能も失われ、孤立している高齢者や親子の姿が浮き彫りになっているのではないか、と言った、そんなやりとりもありました。
「みんなのまちづくり懇談会」は、今後、高齢世代や子育て世代など、多様なニーズを視野に入れながら、より暮らしやすいこの町の姿について、みんなで話し合っていく方向となりました。
株式会社さくらコミュニティーケアサービス
〒247-0053 神奈川県鎌倉市今泉台4-5-16
ケアサロンさくら・ワーキングデイわかば
代表取締役 稲田秀樹