地域環境と地域ケア

『 地域環境 』
吉ガ沢公園から商店街を望む
 
ケアサロンさくらは商店街の通りに面している。
デイルームの窓からは青果店が見え、
見慣れた野菜や果物が色鮮やかに目に映える。
ときおり買い物に来た人たちとの静かな交流がある。
ケアサロンさくらは地域のいろいろな人や場所とつながっている。
それが安心感を育んでくれている。
出ようと思えばいつでも外へ出ることもできる。
そんな環境の中で、みなさん落ち着いて歓談を楽しんでいる。
ここで過ごすうちに多くの人が認知症の症状が軽減して、明るく素敵な笑顔になっていく。
『 地域ケア 』
地域の認知症サポーターの皆さん
 
ケアサロンさくらのある商店街のお店には、
“認知症の人にやさしいお店です”
と書かれたステッカーが貼られています。
開設当初のエピソードですが、
商店街の店主さん達が集まって、
認知症サポーター養成講座を受講してくれました。
また地域の助け合いの会である“今泉台すけっと会”と連携して、
地域住民と一緒に認知症で末期がんを抱えたご利用者さんの
ご自宅での暮らしのお手伝いをさせていただいたこともあります。
「地域」と「人」で支えるケア
それが私たちの目標でもあります。