ケア環境

介護について認知症の人は現実世界とのつながりにくさを体験しています。
どうして私はここにいるのか?
これから私はどうしたらいいのか?
というように現実世界との「つながり」を探しているのです。
認知症の人があらわす行動や症状の背景には存在不安があります。
存在不安を完全に拭い取ることは難しいですが、
現実の世界との「つながり」をつくるサポートがあると、
症状が緩和されたり安心が得られたりします。
それが今求められている認知症ケアであり、
また私たちが日々実践しているケアなのです。