ポール・ゴーギャンを描こう!
ポール・ゴーギャンを知っていますか?
タヒチに居を構えて住民をモチーフに独特の絵を描いた画家ですね。
ゴッホと同居生活をしていた時期を経て、
タヒチに移り住んだポール・ゴーギャンは、
たくさんの傑作を残し、無名のままなくなったのだそうです。
そのポールゴーギャンと同じタヒチに暮らしていた利用者さんをきっかけに、
ゴーギャンの絵を描いてみようという、
なんとも大胆な取り組みが始まりました。
以下、製作過程です。
はじめに2枚重ねにしたラシャ紙(全紙)に、
実際の絵を印刷したお手本をみながら、
絵の中の建物や人物の輪郭線を写し取っていきます。
そのあと、輪郭線を見やすくするために、
筆を使って線を入れていきます。
輪郭線を描き終えたら、
クレヨンを使って色を塗っていきます。
はじめからお手本と同じ色にはならないので、
少し薄めの色を塗っておくのがポイントです。
下地の色を塗り終えたら、
次にいろいろな色を重ね合わせていきます。
色を混ぜるときには、布を使ってこすったりします。
全体が出来上がってきたところで、
実際のゴーギャンの絵と見比べては修正していきます。
最後に顔を描いて、
出来上がったときには、
ものすごい達成感がありました。
出来上がった作品は、
ケアサロンさくらの隣に新しく開設した
ワーキングデイわかばで行なった作品展に展示して、
たくさんの人に見ていただきました。
ケアサロンさくら
鎌倉市今泉台4-11-2